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カルティエ「サントス デュモン」は、ケースのラッカー塗装で挑発する!

カルティエは、「サントス デュモン」のケースとベゼルにラッカーを注入した手巻きムーブメントモデル3本を発表した。

カルティエの新戦略とは?

カルティエは薄型マルチパーパスウォッチである「サントス デュモン」に、3つのバリエーションを追加した。

「サントス ドゥ カルティエ」の刷新から1年経った2019年に追加された「サントス デュモン」は、薄型ケースと戦略的な価格が魅力的なモデルだ。今回追加したのはプラチナ、18KPG、SSケースの3種で、ポイントは大きくふたつ挙げられる。

ひとつはムーブメントに手巻きのCal.430 MCを搭載していることだ。これまでサントス デュモンは即完売となった限定モデルを除いて、同じリシュモン グループに所属するヴァル フルリエと共同開発したクオーツムーブメントを使用していた。

戦略的な価格をもつマルチパーパスウォッチというキャラクターを考えれば、クオーツムーブメントの採用は理に適っている。しかし同時に、オリジナルの「サントス」に近いプロポーションをもった薄型ケースは、マニアックな時計愛好家にとってもツボを抑えた構成だ。より好事家好みの手巻きムーブメントの搭載は自然な流れだといえるだろう。

ムーブメントの変更によって、ケースの厚みが増してしまったのではないかと懸念をもつユーザーもいるかもしれないが、そこはカルティエ。前述のCal.430 MCはピアジェの薄型機用ムーブメントをカルティエが改良した傑作ムーブメントであり、ムーブメント厚はなんと2.15mmと極薄だ。そのため、7.3mmというケース厚をそのまま維持することに成功している。

もうひとつのポイントはケースとベゼルにラッカーを塗っていることだ。これまで時計ケースの着色といえばメッキ、PVDやIP、DLCといった蒸着によるものが大半だったが、同作はケースに浅く彫りを入れ、そこに注射器でラッカーを流し込んで、仕上げに手作業で磨き上げ、光沢を出している。

カルティエ サントスデュモン 世界限定500本 W2SA0015

型番 W2SA0015
機械 手巻き
材質名 ステンレス・イエローゴールド
ブレス・ストラップ ストラップ
タイプ メンズ
カラー アンスラサイト
文字盤特徴 ローマ
ケースサイズ 43.5×31.4mm
1904年にルイ・カルティエが、友人で有名なブラジル人飛行士のアルベルト・サントス・デュモンの飛行中に時刻を確認したいという願いを聞いて製作されたのが「サントスウォッチ」です。
こちらは縦43.5×横31.4mmの薄型ケースに自社製手巻きキャリバー430MCを搭載した世界500本限定の【サントスデュモン】。
文字盤には限定モデルらしくアンスラサイトダイアルを合わせ、裏蓋にはサントス・デュモンが1906年に飛行させた「14-bis」のエングレービングが施されています。

文字盤で見られるような艶感が、ケースやベゼル上で再現されているのだ。ちなみにプラチナケースにはボルドー、ゴールドケースがベージュ、SSケースにはブラックカラーを使用する。2022年のウォッチトレンドに文字盤への着色方法の多様化が挙げられているが、カルティエではケース部分においても新たなカラー技法を取り入れたのである。

ムーブメントの手巻き化で好事家を、ケースのカラー表現で幅広い時計愛好家を虜にした「サントス デュモン」の2022年モデル。プラチナ、18KPG、SSケースのうち、前者ふたつは限定モデルのため入手困難だが、SSに関してはレギュラーモデルというのもうれしい。

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